紅茶の話
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紅茶のおいしい入れ方、世界の紅茶ブランド等様々な紅茶の話をご紹介します。
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紅茶雑学
【紅茶の言い伝え】
イギリスやアメリカにはお茶に関する言い伝えがあります。
  • 茶柱が立つと訪問客がある
    ちなみに茶柱がかためのものだと男性、やわらかめなものだと女性が訪れると言われています。


  • 男女2人がティーポットに手をかけると子供が授かる
    男女で一緒にティーポットを持ち、紅茶を注ぐとそのカップルに子供が生まれると言われています。また未婚の女性は妊娠してしまうため、他人の家でむやみにティーポットに触ってはいけないとされていました。


  • 紅茶占い
    飲み終わったあとのカップをぐるりとまわし、残ったかすをカップの底に広げます。このカップの底に残った紅茶かすの形は将来の姿を表すと言われています。

【ティーカップとソーサーの歴史】
ティーカップとソーサーは紅茶には欠かせないものですが、実は意外な歴史をたどっています。
ティーカップは茶葉と一緒に中国から伝わってきたため、17世紀ごろの物はいまよりも小さくて把手がついておらず、湯呑みのような形でした。
やがてイギリスで独自に製造されるようになると、中国陶磁器をベースに、ビールを飲むイギリスのマグカップの要素が加わって、湯呑み型から把手がつき、カップ部分も大きくなり、19世紀後半には現在の形になりました。
ソーサーの方はなんと人々はカップの紅茶をいったんソーサーにこぼして、それをズルズル音をたてて飲んでいたのです。
ソーサーで飲むのは貴族の茶会に招いてくれたホストへの感謝の気持ちを表わす礼儀であったとか、猫舌の人達が暑い紅茶を冷ましたなど、色々な言い伝えがありますが、本当のところはわかっていません。


【淑女のティールーム サロン・ド・テ】
パリの紅茶専門店の喫茶といえば、「サロン・ド・テ」。
カフェがもともと男性の社交場的意味合いが強かった為、そんなところに出入りするべきでない良家のご婦人達がおしゃべりする場所として発達しました。
現在でもこの傾向が残っていて、女性向きの高級れでお洒落な雰囲気のお店が多いようです。
イギリスでは男女問わず紅茶を飲みますが、フランスでは紅茶と言えば女性の飲み物だったのです。
またもっと本格的なメゾン・ド・テもあります。
サロン・ド・テのように社交場ではなく、好みのお茶を計り売りするような、紅茶通のお店です。
イギリスで紅茶と言うと日常のものですが、フランスでは紅茶はもう少し特別な気分で飲むもののようです。